Wisdomでは多くのクラス・パッケージが存在しています。各パッケージの使用用途の概略をご説明します。
このクラスは.propertiesファイルからメッセージを取得します。 使用される.propertiesファイルはwisdom_config.xmlの要素「parameter」の属性「id」が「app.message.resource」の属性「value」の値が使用されます。
Wisdomを使用してアプリケーションを作成する場合のビジネス・ロジックを記述するためのテンプレート・クラスです。
一般的なWebアプリケーションは、一覧、編集(登録、更新、削除)という機能の集まりです。wisdomではビジネスロジックの実装に wisdomx.logic.formtemplateパッケージのクラスを継承して作成します。各クラスは「何をするためのクラス」ということが緩やかに ルール付けされているのでアプリケーションを作成する場合に作業を分割しやすくなります。
また実装方法が均一化されることで「この機能に問題があった。実装はFormObjectGeneratorのSQLを発行している部分だ」など、問題があった場合も素早く対応ができます。
htmlで表現されるデータにもパターン(htmlタグの種類)があります。これらのクラスはhtmlで表現するために 必要なデータ型を表現したもので、これらのクラスをAbstractFormObjectのサブクラスに持たせることによって 画面に必要な項目を作成します。
wisdomx.ui.objectパッケージで定義されているクラスを作成するためのクラスです。StatementPageListBuilderは一覧を作成したいSQLを渡すだけでIPageList を生成します。
AbstractOptionsBuilderはIOption、Option、Select、Checkboxクラスを作成する方法をパターン化するために使用されます。
wisdomx.ui.objectパッケージで定義されているクラスをhtmlに表示するためのクラスです。
wisdomでは機能単位に上のようなパターンで開発を行います。機能単位はプロジェクトにより様々ですが共通用語、パターンを作成することにより 生産性が高まり、品質も向上します。開発手順はFormObjectの作成から始まり、FormObjectGenerator、コマンドクラス、JSP、FormObjectPersistanceのような順序になります。パターン化し、範囲を明確にすることにより定量化を量ることでき、進捗管理もより正確にできるようになります。